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2020.10.19 | お役立ち

人材派遣が逆効果?経営危機に陥らないための派遣会社の選び方

人材派遣で最大限の費用対効果を得るためには「血の通った人材派遣会社を選ぶこと」が非常に重要です。


人材派遣会社を選ぶポイントを押さえるだけで無駄コストの垂れ流しがなくなるのであれば、こんなに簡単な経費削減対策はないでしょう。

この記事では、会社が抱える本質的な問題に対し、適切に解決するための「選ぶべき人材派遣会社の特徴」を紹介しています。


「雇用のリスク回避」や「労務管理コスト削減」といった目先の課題だけでなく、その先にある企業の永続的発展まで視野に入れた人材派遣会社の選び方を具体的にまとめています。



コロナ禍の影響も受け、既存の人材派遣会社が行うマンネリ的な施策では対応しきれなくなってきているのが現状です。


ぜひ今回の記事を参考に、こんなご時世だからこそ把握しておきたい人材派遣会社の選び方を、自社に置き換えて実践してみてください。

1.人材派遣を導入しても問題が解決していない企業は多い

 

 

残念なことに、「人材派遣を導入しても問題が解決しない」と嘆く企業は多いです。

 

その原因は、選んだ派遣会社があなたの会社の問題を「ただの欠員補充」としか捉えていないところにあります。

 

 

 

欠員補充自体は、社内業務の円滑化に欠かせませんので解決すべき問題です。

 

当然のことながら、やみくもに人を入ればいい、というわけではありません。

 

 

 

根本的な話をすると、人材派遣を導入する会社の解決すべき課題は「人と経営を健全な状態にすること」のはずです。

 

ここでいう「人も経営も健全な状態」とは、人手が充足し高い生産性で稼働し、尚且つ経営も安定している状態を指しています。

 

欠員補充は、そのために必要な要素であって、最終目標ではありません。

 

 

 

あなたは会社の将来を見据え、生産性の向上や現場改善の先にある健全経営、あるいは戦略的な企業成長の実現を視野に入れているはずです。

 

ただ単に人材を提供するだけの人材派遣会社と、

 

企業存続を軸に本質的な問題解決を図る派遣先企業。

 

もし双方の意図や目的がズレているとしたら、たとえどんなに優秀な人材が派遣されようとも弊害は生じてしまいます。

 

 

 

事実、厚生労働省が発表した「平成29年派遣労働者実態調査」によると、

 

派遣労働者を就業させる主な理由は、「欠員補充等必要な人員を迅速に確保できるため」が73.1%と最も高い割合になっている一方で、

 

「派遣労働者の勤務状況に問題があった」という理由で派遣労働者を中途解除した事業所は49.6%も存在しています。

 

 

 

これらの数字から、実に多くの企業が、正しいと思った「迅速な人員補充」がさらに別の問題を発生させ、状況の悪化だけでなく、無駄なコストを無作為に垂れ流してしまっていることがわかります。

 

 

 

このような状況に陥りやすい企業の傾向は、

  • 「ずっと同じ派遣会社にお願いしているから」と、問題提起を放棄している
  • 「大手だから」と、提供される価値よりも会社規模だけで判断している
  • 信用できるパートナーに出会えず「人材派遣会社はよく乗り換えるもの」と思っている

といったパターンが多いです。

 

 

 

「人生は下りのエスカレーター」と例えられるように、マンネリ化で進歩のない考え方では組織は弱体化するばかりです。

 

現実に、慢性的な人手不足によって既存の従業員は常に大きな負担を抱えています。

 

そんな環境ではサービスも生産性も向上するはずがありません。

 

 

 

人も経営も不健全な状態を放置していては、遅かれ早かれ企業は衰退の一途を辿ることとなるでしょう。

 

 

 

繰り返しになりますが、欠員補充は「人と経営を健全な状態」にするために解決すべき課題です。

 

 

 

だからこそ、人材派遣を導入するのであれば、

 

あなたの会社が見据えている将来のことまで目を向けてくれる人材派遣会社を選ぶことが重要といえます。

 

 

 

2.多くの人材派遣会社にある残念な現実

 

前述したように、数多の人材派遣会社は、あなたの会社が抱える本質的な問題まで目を向けてくれているわけではありません。

 

 

 

どんなに良い人材派遣会社を選ぼうと思っても、

  • 人材派遣会社の違いがわからない
  • 明確な比較基準が価格くらいしかない
  • 乗り換えを解消したいのに信用できるパートナーが見つけられない

といった悩みが先行する担当者は多いです。

 

 

 

例えば、こんな訴求文句をよく見かけるのではないでしょうか。

  • 必要な人材を迅速に提供
  • リクルーティング費用削減
  • 登録者数多数
  • 利用実績多数

…など。

 

 

 

残念ながら、どこの人材派遣会社もアピールしているのはサービスの「メリット」ばかりです。

 

本質的な問題解決を見据えた「ベネフィット」を提示しているところは、ほとんどありません。

 

 

 

人材派遣会社側として、自社サービスの良さをアピールするのは当然です。

 

しかし企業側としては、このような状況では、本当に自社に合ったサービスを提供してもらえるかどうかを判断するのは難しいです。

 

どこを見ても類似した訴求ばかりで、うんざりしているかもしれません。

 

 

 

では、本当にあなたの会社にマッチした人材を提供してくれる派遣会社は、どのように選べばよいのでしょうか。

 

 

 

「人と経営を健全な状態」という本質的課題にまで視野を広げ、派遣先企業と派遣スタッフのことを真に考えられる人材派遣会社の見つけ方は、次章に続きます。

 

3.血の通った「人材派遣会社」を選ぶための明確な確認ポイント

 

本当に信用できる人材派遣会社を選ぶには「3つの特徴を兼ね備えているか」がポイントとなります。

 

  1. 企業が成長している
  2. 第三者による評価がある
  3. 親身なサポート体制を整えている

 

これらの特徴は、人材派遣会社のサイトをみればすぐにわかるものばかりです。

 

わざわざ調査会社に依頼しなくても数分で確認できるようポイントを絞って記載していますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

それでは、1つずつ詳しくみていきましょう。

 

 

 

 

 

1.会社が成長している

 

会社の成長は、社会のニーズに対して適切なサービスを提供できている信用の証です。

 

会社がどれほど成長しているかの判断方法は様々ありますが、この記事では、もっとも簡単に確認できる指標として以下の5つを紹介します。

 

  1. 業績が右肩上がりになっている
  2. 取引社数や派遣人数が増加している
  3. 拠点を新設し活動領域が拡大している
  4. 新サービスやシステム導入を実施している
  5. 自社の採用活動を積極的に行っている

 

上記の指標は、各人材派遣会社の企業サイトにある、下記のページで概ね確認することができます。

 

  • 会社概要
  • 沿革
  • ニュースやお知らせ
  • コラムやブログ
  • 採用情報もしくは採用サイト

 

例えば、業績が上がっていても支店を撤退させ、採用活動も停止しているのであれば、

「何かしらの施策を講じなければならない状態なのでは?」

と容易に想像することができます。

 

 

 

限られた情報の中で企業の成長性を判断するためにも、多角的な視点で確認してほしいと思います。

 

 

 

 

 

2.第三者による評価がある

 

第三者による評価は、その人材派遣会社が期待されていることであり、サービスとして確かに提供される価値の証です。

 

評価内容では、下記の3つに着目してください。

 

  • 口コミや利用者の声に具体性がある
  • 中立的立場の調査会社がリサーチや調査を実施している
  • メディア掲載や受賞実績がある

 

外部からの評価ほど厳しい目もありません。

 

また、声の具体性は人材派遣会社への期待値と提供価値の高さに比例します。

 

 

 

人材派遣会社が誰にどのような評価をされているのか、本当に信頼できるパートナーシップを築くためにも、しっかり確認してほしいと思います。

 

 

 

 

 

3.親身なサポート体制を整えている

 

万が一の事態でも実直に向き合った対応ができることは信頼の証です。

 

人も企業も、イレギュラー時にこそ本質が問われます。

 

各人材派遣会社のサポート体制を判断するポイントは以下の3つです。

 

  • サポートに関するページが存在し、内容も充実させている
  • ニュースやお知らせの更新をタイムリーかつ丁寧に行っている
  • 「よくある質問」「お客様の声」などで事象、事例を紹介している

 

この記事においてのイレギュラーとは、人材派遣サービス利用時のことだけでなく、新型コロナウイルスのような世界的問題の発生なども含めた、あらゆる事態を包括して指しています。

 

 

 

真にお客様のため、派遣スタッフのため、関わる全ての人のために、どのような対応をしているのか。

 

そのような視点で各人材派遣会社のサイトを確認し、本当に信頼できるパートナー企業を見つけてほしいと思います。

 

 

4.確かな「キズキ」を提供する人材派遣会社

インプルーブ株式会社では、「人として」を大切にする企業を目指しております。

 

一人でも多くの人と、絆を持って共に気付きを与え、共に築き上げられる真のパートナーになるべく、関西を中心に東北・関東・中国・九州へと拠点を全国展開しています。

 

 

そんな当社には3つの特徴があります。

 

  1. 連年売上・取引社数・派遣人数増加に加え、採用活動にも注力している(企業成長)
  2. 外部リサーチおよび既存顧客より優良な評価を得ている(評価)
  3. 緊急事態時にお客様及び派遣スタッフに利益返納・マスク配布などを実施している(対応)

 

 

 

 

 

1. 連年売上・取引社数・派遣人数増加に加え、採用活動にも注力している

 

インプルーブでは、2008年時点では3,600万円だった売上を、2019年では22.9億円まで伸ばし、飛躍的な成長を遂げています。

 

取引社数では集中と選択により既存シェアの拡大に成功させ、派遣人数においてはコロナ禍の影響を受けながらも今後を見据えたスタッフ雇用を確保しています。

 

これらの結果は、自社の利益だけを追求するのではなく、お客様や派遣社員が共存共栄できる関係づくりを行えてきた結果だと感じております。

 

 

また、事業を拡大に伴い、採用サイトの新設と企業サイトリニューアルを行いました。

 

求職者が企業理解を深めやすい体制を整え、入社後のミスマッチを軽減させることで、理念に共感した社員採用を積極的に行っています。

 

インプルーブ採用サイトは【こちら】

 

 

 

 

 

2.外部リサーチおよび既存顧客より優良な評価を得ている

 

インプルーブでは、市場調査・マーケティングに特化したゼネラルリサーチ株式会社による市場リサーチにて、下記3つの項目で第1位を受賞しています。

 

  • スピード感のある派遣会社      第1位
  • また利用したい派遣会社       第1位
  • ニーズに沿った提案が出来る派遣会社 第1位

 

また、他社にはない付加価値の提供、そして本当のパートナー企業を目指す人材派遣会社として、お客様からも高評価をいただいております。

 

お客様の声は【こちら】 

 

 

 

 

 

3.緊急事態時にお客様及び派遣スタッフに利他的な対応を実施している

 

新型コロナウイルスの影響で、緊急事態宣言が発表されました。

 

全国的なイレギュラー時に、インプルーブでは、お取引先様の困難な状況を鑑み、全ての派遣先事業所に対し売上5%返納(利益返納)を実施いたしました。

 

 

 

また、派遣スタッフを含む従業員に対しては感染予防に取り組むべく、正社員、常勤社員、短時間社員に関わらず全ての方へ一律でマスクの配布を行いました。

 

コロナの影響を受け、契約の更新がなされず契約が終了した社員へも同様の対応を行っています。

 

 

今回のインプルーブの対応は、本当の意味でのパートナー企業を目指す上において、共に痛みを分かち合い、今後も良いパートナーでありたいという思いに尽きます。

 

 

 

会社とは、人の集合体です。

 

人と人との気付き・築き・絆に対する感謝と敬意を常に持つインプルーブだからこそ、提供できる気付きがあり、共に絆を築き上げることができます。

 

 

<確かな「キズキ」を提供する人材派遣会社>

 

インプルーブへのお問い合わせは【こちら】から

 

 

現在抱えている悩みや不安だけでなく、目指すべき方向やビジョンなどもぜひお聞かせください。

 

お客様の声は【こちら】 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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