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【能登半島地震から2か月】復興への想いが繋いだ支援の輪 被災地のニーズを形に『水素水シャワーブース』を無償貸与 “今”必要なものを届けたい、有志が集まり一から急ピッチで開発
このたびの令和6年能登半島地震により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。被災地の皆様の安全と一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
太陽光発電事業、仮設トイレ等防災関連事業を展開するインプルーブエナジー株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社⾧:尾張 伸行)は、2月18日(日)、七尾市中島地区コミュニティセンター 豊川分館へ、当社が新たに開発した”水素水シャワーブース”を4台、無償貸与いたしました。
< 水素水シャワーブース 外装 >
< シャワーブース内の様子 >
■被災地の”現状”を知り、「”今”必要なものを届けたい」との想いから”水素水シャワーブース”の開発に至る
今回、被災地へ無償貸与をした”水素水シャワーブース”は、現在、当社が「令和6年能登半島地震」の被災地域へ、無償貸与している”感染予防型仮設トイレ”を開発した、金沢大学・廣瀬名誉教授と当社、そして当社の被災地支援の活動に賛同した方々で共同開発したものです。
今年1月10日より、当社が開発した”感染予防型仮設トイレ”のボランティア設置のため、被災地へ赴いた際に、トイレだけではなく、入浴設備も未だ十分に足りていないと感じたことをきっかけに、「”今”被災地に必要なものを届けたい」との想いで、新たにシャワーブースの開発を進めることとなりました。
水素研究の第一人者でもある廣瀬教授と連携し、早速開発に取り掛かったものの、シャワー室のユニットがなかなか手に入らない、また、開発資金等の課題もあり、構想はあるものの開発が予定通りに進まない現状がありました。そうした状況の中、当社の被災地支援の話を聞き、七尾を舞台にした小説や地元紙にて連載小説を執筆されている小説家の阿部龍太郎さんや、当社の取り組みに賛同する企業から開発資金をご協力いただく他、当社の取引先でもある、岐阜県の工務店の方も原価で制作に協力いただくなど、多くの方のご支援・ご協力があり、ようやく“水素水シャワーブース”が完成しました。
設置までに構想からひと月の時間はかかってしまったものの、多くの方や企業の能登半島地震の被災地域を支援したいという想いをきっかけに、一から急ピッチで開発された”水素水シャワーブース”は、2月18日(日)に七尾市中島地区コミュニティセンター 豊川分館へ4台設置されました。被災された方々の避難所生活を”避難”から、”暮らし”のフェーズへの移行を目指し、引き続き被災地への支援を行っていきたいと考えています。
< 完成したシャワーブース >
■”水素”の力により、災害時に貴重な水や洗剤の消費を抑える
ヒノキの脱衣所でリラックス効果も
当社が開発した”水素水シャワーブース”は、通常の水道水が出るシャワーとは異なり、水素とミネラルを加えた水が出るシャワーブースです。貯水タンクからシャワーブースまでの水の通り道に、水素を発生させることができる独自の装置を取り付けており、通常の水道水を水素水へ変えることができます。さらに、独自装置内に水が流れることで、水素水にミネラル分も加えられ、水素とミネラルを加えた”水素水シャワー”を実現することができました。4台同時に使用することも可能で、貯水タンクはブースごとの個別のタンクではなく、1カ所にまとまっているため給水がしやすい仕様となっています。
“水素”は、通常の水よりも小さい分子で構成されており、その微細な水素の分子が皮膚の隙間に入り込むことで、目に見える汚れはもちろん、細かな汚れも浮かせることができ、水道水に比べて汚れが落ちやすいという特徴があります。
また、災害時には枯渇する石鹸など洗剤の節約や、洗剤を洗い流す必要もないため節水効果にも繋がります。さらに内装にはヒノキを使用したことで、脱衣所にヒノキの香りが広がり、リラックス効果も期待できるので、避難所で生活をしている被災者の方々に少しでも心を癒してもらえればと考えています。
■被災者の方々に元気を与える活動に賛同し、復興イベントにも協賛
当社は、今回新しく開発・貸与した”水素水シャワーブース”を4台、そして、現在までに全ての在庫にあたる”感染予防型仮設トイレ”を25カ所63台、併せてトイレ内の暖房器具などを無償貸与及び設置を行っています。
被災者の方々へ生活物資の支援だけに留まらず、元気を与えられるイベントにも協力をしたいと考えており、この度、災害支援チーム『TEAM JAPAN』が主催する、能登半島地震 被災地復興イベント「復興への願い~未来を灯す千の夢が夜空に羽ばたく~」に協賛することとなりました。当社はこのイベントを通じて、より多くの被災地の方々に元気を与え、今後も様々な分野で社会に貢献できればと考えております。
また、被災地域への支援も継続しつつ、建設現場や一次産業の現場、野外イベント、災害時など仮設トイレや入浴設備を必要としている場所へ展開し、特に労働環境をとりまく問題解決を目指し、この事業を通して社会に貢献していきたいと考えております。
最後に、まだまだ不安の日々が続いておりますが、被災地域で過ごされている皆様のご無事と、一日も早い復旧を心からお祈りいたします。
【復興への願い~未来を灯す千の夢が夜空に羽ばたく~】
開催日程:3月20日(水) 11:00-20:00 ※オープニングは13:00
会 場:羽咋市滝町レ99-80(サクセス前)
詳細URL:https://tsunagaru358.jp/
【TEAM JAPAN 同盟 団体】(2024.1.24現在)
NPO法人OHANA 、NPO法人HAPPY NEW EARTH 、NPO法人MAKE HAPPY、NPO法人えん
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